電子膨張弁の概要

関連用語の説明

  • カタログ番号:
    標準形をご希望の場合は、カタログ番号のみで機種が決定できます。
  • 弁口径:
    弁部の内径です。
  • 公称能力:
    標準的な使用条件における称呼能力です。(kW)
  • 流量係数:
    Cv値で表します。
  • 継手形状:
    フレア継手は冷凍用フレア管継手 (JIS B 8607) を主に採用しています。
    寸法は全て接続する相手配管基準で表しています。
  • 継手 (銅管ろう付):
    ・ODF (Outside Diameter Female) :「呼び」は接続する配管の外径寸法です。配管をバルブの継手に差し込んで接続ください。
    ・ODM (Outside Diameter Male) :「呼び」はバルブの継手外径寸法です。拡管等の配管をバルブの継手に被せて接続ください。
    ・OD (Outer Diameter) : 継手の外径寸法です。
    ・ID (Inner Diameter) : 継手の内径寸法です。
  • 作動圧力差:
    弁の入口側と出口側に加わる圧力の差が、この範囲内であれば確実な開閉作動を行います。
  • 最高使用圧力:
    通常の使用条件下で、バルブが支障なく機能する使用可能最高圧力です。
  • 耐圧圧力:
    最高使用圧力×1.5の圧力です。
    機能の保証はできませんが、外部への漏洩は防止できる最高圧力です。
  • 流体温度:
    バルブ内部に流せる流体の温度範囲です。
  • 通電率:
    通電時間と非通電時間の合計を1サイクルとしたときの、通電時間の割合です。
  • 圧力表示:
    ゲージ圧力値です。
  • 凝縮温度 (CT):
    冷媒サイクルの中で一番温度の高い冷媒液状態の部分の温度です。
    (膨張弁入口冷媒飽和液温度)
  • 蒸発温度 (ET):
    水・空気負荷等を冷却するための冷媒液ガスの混合状態の部分の温度です。
    (膨張弁出口冷媒飽和蒸気温度)
  • 過冷却度 (SC):
    冷媒液温度相当圧力に対して、圧力は変化せず、温度だけ低下した度合です。
    通常、1~3℃程度の過冷却を考慮することが一般的です。
    (膨張弁入口温度と圧力相当温度との差)
  • 過熱度 (SH):
    冷媒ガス温度相当圧力に対して、圧力は変化せず、温度だけ上昇した度合です。
    (蒸発器出口温度と蒸発圧力相当温度との差)