工場・商業施設

製造装置を安定して動かすには装置の過熱を抑えるためにチラーが使われています。チラーには圧力スイッチ、センサ、電磁弁、膨張弁など、多くの制御機器が使われています。

大気中にある目に見えない水分やゴミを除去して装置のトラブルを防ぐエアードライヤ。冷凍式のエアードライヤには圧力スイッチや定圧膨張弁などの製品が使われています。

食品工場では衛生面において最適な温度管理の下で商品を作る必要があります。精度の高い温度管理が求められる食品工場では膨張弁や温度スイッチ、各種コントローラ、安全な運転を支える圧力スイッチ等、様々な製品が活躍しています。

商品を保管する倉庫は大きな肉や魚をそのまま冷凍保管するために必要な—40℃や、花を新鮮に保管する10℃前後など、商品に合わせた温度で保管する必要があります。保管する温度や倉庫のサイズに応じて様々なタイプの膨張弁や電磁弁、調整弁が活躍しています。また、倉庫の状況に応じて最適な運転管理をするコントローラなど、多くの製品が活躍しています。

新鮮な野菜や果物、お花などが一年中手に入るのはビニールハウスなどで温度管理をして育てているから。サーモスタットや電磁弁などが生育に最適な温度管理に貢献しています。また、キノコ栽培では湿度管理も重要。ヒューミディスタットで湿度管理を行うことで、いつでも新鮮なキノコが採れるようになります。

パソコンやスマホ等、電気製品には欠かせない半導体。半導体製造において装置を冷やすチラーも精密な温度管理が求められており、サギノミヤのセンサやバルブが活躍しています。また、製造工程で使用する薬液の濃度をコントロールする為に流量計や抵抗率計が使われております。

スーパーやコンビニにあるショーケースは商品に応じて様々な温度で保管されていますが、温度を一定にコントロールするために電磁弁や膨張弁が使われています。
また、生花店やワインショップなど少しの温度変化で商品の品質に影響が出るような場所にはデジタルサーモスタットが使われ、最適な温度での保管に貢献しています。

レストランやホテルでは見た目もきれいな氷が出てきますが、この氷を作る製氷機には電磁弁が使われています。ソフトクリームやスムージーを作る機械も適切な温度管理が必要で、そのために電磁弁や圧力スイッチなどの制御機器が使われています。

自動販売機には夏の暑い時期でも最適な温度で飲み物を提供するために電磁弁が使われています。また、冬に暖かい飲み物を提供するヒートポンプ式の自動販売機には切替弁も使われており、省エネにも貢献しています。