モビリティ

新車企画は、コンセプトに基づきベース車両の改良に方向性を持たせる重要なステップです。サギノミヤのDiMは、お客様の過去の車両モデルをベースに車両運動性能や動力性能等に寄与するパラメータをチューニングする事により、官能評価を可能とします。

完成車は、市場に出る前は耐久性、振動特性及び異音評価、そしてリリース後は市場クレーム調査等、様々な目的やシーンで評価が必要です。サギノミヤのABH_ロードシミュレータは、その目的、車両諸元、及び入力条件、環境等に合わせて最適にカスタマイズする事により、多様なニーズに応えます。

ボディやサスペンションは、耐久性や振動特性の評価においてコンパクトかつ段取りのし易い試験システムが求められています。サギノミヤのLFH_アクチュータはコンパクトな電気サーボで、昇降付ジンバル架台やカットボディ固定装置、そして門型フレーム等の架台や、実働波・多軸制御等の入力条件に合わせて最適にカスタマイズする事により、多様なニーズに応えます。

サギノミヤのタイヤ試験システムは、接地面への3軸＋ステア方向の静剛性からシャシダイナモと連携させた5多分力の軸力測定による気柱共鳴解析まで、様々な用途に合わせたシステムを提供致します。

ボールジョイントやギヤBOX単体からEPSまでの耐久や特性評価、そしてHILSを活用したバイワイヤーのフェールセーフ評価に至るまで、進化を求められるステアリングシステムの多様な評価に、サギノミヤは最適なシステムをご提供致します。

トランスミッションやデフ、CVJやペラシャフトの他、各種駆動系部品の疲労試験や静破断試験等、サギノミヤは試験体形状や負荷に応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

クランクシャフト、コンロッド、及び軸受、シリンダブロックといったエンジン部品の耐久評価は、高負荷かつ高周波の入力が必要です。サギノミヤのエンジン系部品の試験機は、超高速サーボ弁と高剛性フレームにより数百Hzオーダーの高負荷耐久試験が可能です。恒温槽やオイル循環装置等のオプションも豊富に取り揃えております。

エンジンマウントやブシュ、そしてダンパープーリ等、防振ゴムは数多く使われています。サギノミヤは国内外の防振ゴムメーカー様に数多くの動特性試験機、耐久試験機、及びライン検査機を納入させて頂いております。EVモーターマウントにも対応した新製品の3kHz動特性試験機は動電型アクチュエータを採用、同じく動電型1kHz動特性試験機も加わり更に進化を遂げています。

ラジエータやブレーキ等の各種ホース部品はブースターにより繰返し加圧を行い耐久性評価を行います。サギノミヤはホース寸法、圧力媒体温度及び雰囲気温度に応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

ラジエータやヒーターコアは加圧繰返し疲労の他、多軸振動試験機によるブラケットの振動疲労試験等を行います。サギノミヤはN数や圧力媒体温度、及び雰囲気温度に応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

シートフレームの耐久性やシートクッションの静・動特性、そしてシートの乗り心地評価等、サギノミヤは様々な評価シーンに応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

ガソリンタンクやLPガスタンク等の傾斜台や振動試験機等、様々な寸法や雰囲気に応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

水素タンクの超高圧繰返し疲労試験やバースト試験、そしてFCスタックの車載発電走行状態をシミュレーションした多軸振動試験等、極めて特殊な環境が要求される設備も、ニーズに応じてカスタマイズしたシステムをご提供致します。

ペダルやシフトリンケージ等の耐久試験は軽量コンパクトな電気サーボアクチュエータによる試験が最適です。ロットエンドやボールジョイント等の治具や昇降機能付ジンバル架台等、豊富なオプションを取り揃えております。

車両空気ばねや制振ダンパの性能評価の他、超電導磁石の耐久性評価や軌道の高速載荷シミュレータ等、より速くより安全な鉄道の研究開発に寄り添う試験装置を提供致します。

ジェットエンジンのブレードやシャフトから旅客機やヘリコプターの機体まで、静・動的加力システムで強度を評価します。